馬鹿の長竿、、、、、何かで見た記憶が
あって、ずうっと引っ掛かっていた。
詳しく覚えていないが、長ければ良いとは
限らないという事か。振り返っても今まで
その様な必要がなかった。中通しの竹竿で
石鯛を釣ろうと試作をしている内に?っと
思い立ち、実釣していないうちに、考えが
さらに先走り。そもそも、魚を釣るときに
リールが絶対に必要なのか?と。もっとも
簡素にするなら、必要なものは、釣り針と
糸と竿。竿とは、枝を切り落とした竹の事
いわゆる延べ竿。60年も前の少年期には
当たり前の事だったので、疑問も何も全く
無かった。釣り場と釣り方に少しだけ制限
があるものの、ほとんどの釣り場で可能な
事。少し長い竿が必要かと考え、680㎝
の印籠4本継で中通し仕様の布袋竹に決定
穂先の先端部に糸を縛るのみの予定だった
が、変更して節を全部抜いて、180㎝
仕舞いの総印籠4本継竿に。完成し、糸を
通して待機中。天候待ちが続いている、、
暇なので手元にハゼ竿の様に竹の枝でツノ
を取り付けた。ここに5ヒロ程の余裕分
の糸をグルグルと巻いた。ナイロン20号
にしたのは穂先の内部で糸通りがスムーズ
になる様に。25号を通してみたら少し
滑りが悪く、穂先を太くするのも気が進ま
ず、内部を拡げるのも又、危ないか?
秋から試し釣りが始まった。2回目、3回目と現場
で竿を振ってみると一つ、二つと問題が出て来たの
で、お知らせします。先ずは風。強く吹かれると大
変辛い事になった。少し詰める事にし、工事中。
先端から徐々に海水が穂先内部から侵入。想像以上
に酷かったので、グラスチューブラーを90センチ
ほど使う事にした。他にも問題あり、思案中ながら
何とかして釣り上げないと治まらなくて、、